8月読んだ本

8月読んだ本
『海辺の光景』安岡章太郎
『質屋の女房』安岡章太郎
プールサイド小景静物庄野潤三
『グレート・ギャッツビー』スコット・フィッツジェラルド/村上春樹
『老妓抄』岡本かの子
『思考の整理学』外山滋比古
カラマーゾフの兄弟・上』ドストエフスキー/原卓也訳(再読)


腸炎期間に何も読む気がしなかったのと、うっかり少女漫画タイム(定期的に落ちる)に入ってしまって、大量に借りてきては読みふけっていたため活字をあまり読んでない。
意識したのではないけれど、今回は手に取ったものに短編集が多くて、読む行為が途切れやすかったのもひとつ。しばらくはもう少しひとつながりの物語を読みたい。というわけでカラマーゾフの再読にかかっているところ。
学生の頃図書館で借りて読んだのが誰訳のものか忘れてしまったのだけど、とにかく文章が格調高すぎて非常に読みにくい印象だった(おかげでそこらへんで見かける要約程度にしか内容を憶えていない)ので、今読んでいる原卓也訳がとても読みやすいこと、物語がぐいぐい進んでいくことにびっくりしている。当時よりも少しだけ翻訳文に馴れたこともあるけれど。

 

タンブラーからメモ書きのお引越し