私の失敗は「世界と喧嘩しないこと」ことが目標で、目的になっちゃったことかもしれない。 自分自身とさえぶつかることを避けるから、泳ぐほどただただ曖昧に、わからなくなって、いつも誰かの声が退化した耳の中で鳴り響いている。

やっぱりブログが落ち着く話と、昨日のライヴの話

昔の写真日記のような、ちょっとした文章だけでも、写真付きの日記でも、なにか日々の感情を入れておく箱がほしくて、Instagramで試行してみたりしたのだけど、どうにもそういう場所でなさそうで、結局ブログがいちばん書きやすいなぁと思いました。 SNSって…

2021/10/16

夏の初めごろからむずむず脚症候群という変な名前の症状に悩まされています。 薬を飲んでおさまっていたのに、今週に入ってから眠れなかったのが2回、寝てたのに起きたのが1回。 むずむず“脚”といっても私の場合全身症状で、皮膚のもっと奥の方を虫が這いず…

誰のどんな願いでも叶えたかった。やさしくなりたくて、それをやさしさだと思っていたから。でもいつしか、なんでも叶えるから、見捨てないで、優しくしてって縋る気持ちになっていた。私の中はがらんどうで何もない。そこへ入れ替わり立ち替わり誰かがやっ…

なにかもはじまらなければおわりもしないのになぁ

頭の中で疲れたなぁ、って言葉がずっと浮かんでる。考えたり感じたりするでもなく、意識の間みたいな部屋の欄間に「つかれたなぁ」って黒々した文字がぺって貼ってあって、それを目にし続けている感じ。疲れているのかどうかさえわからない。ぐったりとした…

友人と分厚くてふわふわのパンケーキを食べに行った。回転焼きみたいにころんとしていて、食べるとほどけるように消えていくやさしい食べ応えのやつ。チョコレートソースもホイップクリームもできあいじゃなくて、ドイツ茶葉のおいしいロイヤルミルクティが…

めはなくちから夜が染み込む

自分はどんな人間か?ということを久しぶりによくよく考えている。どういう傾向があって、なにをできるのか、できないのか。好むのか忌避するのか。夜遅くに染まったような雨の湿気を吸い込みながら、本の匂いのするカフェで人もまばらな往来を眺めること。…

縫い目の破たん

20代が後半になった頃、自分はきっと30になれば気が楽になると思っていた。実際なってみると、しがみつけるものもなく言い訳もできず、変わらない幼さを指摘され、生きているのがより辛い。しんどい。マジか。なんかもう頭も悪くなっちゃうよね。もともとよ…

息吹く音に埋もれる

あと半年ほどで30になる。30年かけてすっかり空っぽになったなぁと改めて感じる。いや、十代の頃はそれなりに自分のなかを掘削していたように思うので、正しくはこの10年くらいかな。石も油田も温泉も出なかったのよ、残念ながら。掘るとこ間違ったのか方法…

『シュガータイム』小川洋子 文章の湿度が高い。終盤に唐突にでてくるタイトルワードが浮いているような気がする。 『密やかな結晶』小川洋子 小川さんでなければこんな物語作れないのではないかと思う。この人の持つ世界がとても好き。上のもだけど時々あま…

いつになく意識がふわふわしていて、ん?これは夢か?起きているのかきちんと?と考えているのだけど、いまのところ途切れることもなく続いているので、たぶん起きてる。きっとさまざまに気を取られているせい。あれもこれも取りたいからだ。 ぼんやりしてい…

みゃくらくなく

享受できたものに背を向けて、あらゆるものを切り捨てて切り捨てて、ただひたすら追い求めてきた、その姿勢が美しいと思う。削り取った肉や流した血がみえるから恍惚とするのであって、ただ幸運にぽん、と与えられた華やかさはハリボテに見える。 自分がなに…

日々厚くなるカマクラ

ひとりでこなす種類の予定ばかりを休日どころか仕事の前後の時間にまで突っ込んで、とにかく動き続けて考えることをしないようにしている。と、人との距離感のわからなさがオンラインにまで波及してきて、ツイッターを見るのが怖い。自分ではない人の日常が…

でも

有村竜太朗初めてのソロライヴに行ってきた。 いつも思うことだけど、改めて、生で観て聴いてこそ映えるひとだなと思う。歌唱力があるほうでもないし、歌詞飛んじゃうし、好みの別れる声だし、歌をうたうだけの人ならあんまり上手じゃないかもしれない。でも…

粘液の中で呼吸する

年末年始にかけて、とことん不安になってとことん脳内ヒステリーを起こしていたところ、気が済んだのかここ数日浮上してきました。たぶん同じことを考え続けることに飽きて。なんかもう…まぁいっか、という感じ。 じっとしているのが怖い感覚があって、あっ…

あけましておめでとうございます

日々日々あしたが来るだけでもしんどいのに、この大晦日の1年がやって来る感つらすぎません?

一本締め

記事の下書きはたくさんあるのに、まとめきれないまま年越しを迎えてしまった!書いているうちに考えがぶれてきたり上手く言葉にできなくなったり、ある程度きちんと文章にしようと思うと難しい。いえ特にたいしたことを表現しようと思っているわけではない…

3回めCats

もっとたくさん行きたい!と見るほど好きになるCats。ずっと大阪で演っていてくれたらいいのになぁ。 今回の大阪公演では3回め観に行ってきました。 もともとは中の人(キャストさん)にはこだわりも興味もあまり持たなかったのだけど、宝塚でも四季でも何で…

ミシン的な

日記を書く、ということの難しさを思い知っている。日常が他愛なさすぎて。そういうものだとは思うんだけれど。 勤務先で社員の子が退職して、入れ替わりでアルバイトの子たちが何人か入社してくれたのだけれども、完全に退職と入れ違っての勤務開始だったの…

9・10月読んだ本

9・10月読んだ本 「カラマーゾフの兄弟・下」ドストエフスキー/原卓也訳(再読) 「こころの処方箋」河合隼雄 「岬」中上健次 「樹影譚」丸谷才一 「ティファニーで朝食を」カポーティ/村上春樹訳 「ロング・グッドバイ」チャンドラー/村上春樹訳 「コンビニ人…

お引越ししてきました

流し読みするのに便利でタンブラーを使っていたのですが、自分のことを書こうと思うと色々使いづらくて、お引越ししてきました。 ツイッター等の、フォロワーという形で読んで下さる方が明確になっている場所、もっと言うと強制的に目に入ってしまう方がいる…

8月読んだ本

8月読んだ本『海辺の光景』安岡章太郎『質屋の女房』安岡章太郎『プールサイド小景・静物』庄野潤三『グレート・ギャッツビー』スコット・フィッツジェラルド/村上春樹訳『老妓抄』岡本かの子『思考の整理学』外山滋比古『カラマーゾフの兄弟・上』ドストエ…

7月読んだ本

7月に読んだ本 『私のなかの彼女』角田光代 『秘密の花園』バーネット 『悪人 』(上・下)吉田修一 『ジキルとハイド』スティーヴンソン 『土の中の子供』中村文則 『すべて真夜中の恋人たち』川上未映子 『悲しみよ こんにちは』サガン 『わたしを離さない…

6月読んだ本

6月読んだ本 『雨と夢のあとに』柳美里 『凍りついた香り』小川洋子 『壁』安部公房 『フラニーとズーイ』サリンジャー・村上春樹訳 『砂漠』伊坂幸太郎 『死者の奢り・飼育』大江健三郎 『ごきゅうけいですか?』上野 『壁』は再読。いちばん印象的だったの…

おまえがハム?ハブ?

17日は初関西のblubさんを見にロケッツへ行ってきました。 行けてよかったです~終始にこにこしないTadashi Hasegawaさんがかっこよくて、どうしようかと思いました。かわいいじゃない正くん。 ファスナーがいっぱいついたチェックシャツに、革の首輪をして…

「…シカ、来ないかな」

1番印象に残ったMCは シカ、来ないかな でした。 いえなんかすごい唐突で。 奈良ネバーランド楽しかったです。 アキラが二回間違えたり、有村さん声出てなかったり、さすがにお疲れでしたけれど。小さいハコで見るプラが久しぶりで、なんだか「ハコでギグ」…

眩暈に手を離しちゃえば 透けてしまう幻

シュールな風景でした。大阪会場から登場のプラトゥリクローンず。 関西は京都に続き大阪公演へ。今回は名古屋を飛ばして奈良東京と参ります。 他の会場のセトリを見てないのでよくわからないのですけど、ちょこちょこと京都と違う曲が。ナショナルキッドと…

裸眼視力1.5

に、なりました。レーシック受けてきました。 前日の夕方に予約をとって、翌日にさっそく手術をしてもらいました。もともと先月のクリスマスの日に検査予約をしていたんだけれど、あのときは頭真っ白になってて行けなくて、保留になっていた。旅行から帰って…

メリー、クリスマス。

神さん仏さんの日本に、どうしてクリスマスが根付いたのか、歴史的なことは何一つ知りませんけど、「外国の神さんが生まれはった日らしい、おめでたい。お祝いしとこう」みたいなノリだったんじゃないかなぁと思うのです。日本人ってそういう国民だと思うの…