Le pettit prince

星の王子さま(池澤さん訳のほう)を久しぶりに出してきて読んだら、なんだか泣けてしまった…親しみやすい文体は、むしろこの物語には合っていると思います。批判もあったけど、わたしはこれは手元に置いておこうと思った。しばらく持ってること忘れてましたけどね。 

一回生のとき、誰か先生が、文学研究というのは、最終的には哲学に似たものですと言っていた。文学は人が書いたものだから、けっきょく行き着くところは同じなんだって。さいきんそのことをすごく想う。何を読んでいても、けっきょくわたしが引っ掛かるのは同じところ。欠落、空白、他人との距離。それをどうにかしようと、笑ったり泣いたり怒ったりしている。 
妄執なんじゃないかと思うほど、そういうところにばかり目が行って、さいきんストーリーの面白さを楽しめた本も映画もない気がする。もう少し楽になりたい。卒論書き終わったら、すっきりするかな? 

 

やっとホテルのバイトを辞めたので、平日は週一回のゼミだけになりました。ほっと一息。といっても時間が増えたのと反比例して、お金はぜんぜん無くなったので、家に居るくらいしかすることがない。卒論がこわいので平日のバイトも来月までは探さないつもりだし、どんどん誰とも関わらない時間が増えていく! 
本当に一言も発さずに終わる日が少なくなくて、しかもそのことに自分では気がつかない。少し多めに実家帰ろうかなぁ。もしくは長話をしに我が家へ遊びにきてくださーい。話すの楽しい。おいしめに紅茶くらいなら淹れられます。衣替えも終わったし。 


画像は先日お揃いしたときの。いちおうアイテムはおんなじような感じなんだけど、ベレーの被り方が違った。笑 
ネックレスくらいあるとお揃い度上がったかなぁ...